年別アーカイブ: 2007年
逝きし世の面影
2007年12月29日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
一つの文明が滅んだ。 その文明のことをバシル・チェンバレンは次のように書いた。 「古い日本は妖精の棲む小さくてかわいい不思議の国であった。」 (『日本事物誌』)。 また、英国の詩人エドウィン・アーノルドは、次のように語っ …
2007 吉野川源流の森伐採ツアー Report 8
ここは、イチョウの神様がおわします所。 大きな枝葉。太い幹。 失礼ですが、あなたさまは何歳ですか? 「ワシは800歳じゃ」 ・・・恐れ入りました。 ここで田岡さんがこんな問題を出しました。 田岡さん 「この世で いちばん …
2007 吉野川源流の森伐採ツアー Report 7
もくもくもく・・・ ゾロゾロゾロ。 元気にバンガローを出発した里山一行は、なにやら不思議な場所を歩いています。 ここは、いったい・・・? 看板に「ハザカプラント土佐」と書いてあるのが見えますか? そう!ここは土佐町の有機 …
2007 吉野川源流の森伐採ツアー Report 6
山の朝は、静かです。 朝いちばんの風が、まだ少し残るすすきを揺らします。 すこしずつ 明るくなる空 遠くには、棚田の風景 透明な空気には、そろそろ山の向こうから 顔を出す朝日の色が 溶けているみたい 「きいちご、摘ん …
2007 吉野川源流の森伐採ツアー Report 5
空を飛んだキリンたちは、どこへ向かったのでしょうか・・・? こたえは、ここ。 嶺北木材協同組合の原木市場です。 夕暮れの中、整然と並べられた大木たちが わたしたちを迎えてくれました。 ここにあるのは、だいたいが80年生 …
2007 吉野川源流の森伐採ツアー Report 4
お待たせいたしました。長い時間かかって、里山一行はようやく 今回の旅のいちばんのイベントである、杉の大木がそびえる山へ 伐採の現場にたどり着きました。 こちらが、山のことを私たちに教えてくれる 森の伝道者、田岡秀昭さんで …
古い手紙
2007年12月12日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
東京中央郵便局 『新建築 1995 現代建築の軌跡』 家の片付けをしていたら、古い手紙が出てきた。 古いといっても、十年程前のものであるが、 日々のあわただしさにすっかり忘れていたのだ。 それは高校の同級生で、 東京で建 …
地球温暖化を考えるー市民アクション2008ー 地球温暖化・・・わたしはどうする?
2008年を地球温暖化問題に一人ひとりがアクションを起こす記念すべき年にしましょう! 映画『不都合な真実』をたくさんの県民が観ようとの呼びかけからはじまったこの声は、今大きなうねりとなりつつあります。 地球温暖化、生物多 …
吉野川で晴れた日、徳島大学でまなぶ
こんばんは fumicaです。 29日(木)、徳島大学で公開セミナー「環境科学教育フォーラムin徳島」-吉野川源流の森をまもり、流域の多様性をまなぶー第2回「森林の再生、山村の未来」をテーマにフォーラムが行われました。 …