年別アーカイブ: 2006年
タウトの愛した日本
2006年12月21日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
熱海の家 「日向別邸」 「日本は眼に美しい国である」 ナチスドイツから逃れた建築家、ブルーノ・タウトは、シベリア鉄道を経て、1933年5月3日、敦賀に着いた。 翌、5月4日は、タウトの53歳の誕生日だ。 桂離宮を参観した …
ザンビアの太鼓
2006年12月7日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
「ザンビアで太鼓の神様に会ったんです」。 太鼓奏者、ヒダノ修一さんは、忘れられない思い出を語り始めた。 11月26日、大塚ヴェガホールで開かれた、ヒダノ修一・太鼓ソロコンサートでのこと。 ヒダノさんは、1998年、FIF …
薪を割る
2006年11月24日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
薪割り用の斧を手に入れようと思った。 カタログを見て、 工芸品の味わいと、何よりデザインの良さから スウェーデンのグレンスフォシュの大型斧に決めた。 数日して斧が届いた。 重い。 建築アトリエには何とも不似合いだ。 私に …
源流ボックス(中)です
まちにイルミネーションが瞬きだすと、大掃除のことが頭をよぎります。お片付けに重宝するのがボックス収納。吉野川源流の杉材のボックスはやさしい風合いがウリです。 【里山事務局からのおしらせ】 ・・・・・・・・・・・・・・・・ …
CDたて
吉野川上流の森の木でできたCDたてです。 お気に入りを並べるのには最適。 家電製品に囲まれるなか、ひとつ、木の香りがするものがあると、空気がちがってきます。 ・ CDたて(大) 1200円(税別) (小) 800円 …
源流木’sと書いてゲンリュウキッズと読む
こんばんは fumicaです。 里山の家具の仲間には、こんなやさしい積み木があります。 このピースに色をつけてみたいなぁとか、 袋に刺繍したいなぁとか、 いろいろ思うのです。
今年のセミナーをしめくくる連続セミナー
2006年10月25日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
fumicaです。 今年のセミナーをしめくくる連続セミナー 「美しいまちに住みたい Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」の Ⅰ、「いきづく町をつくるー真鶴町の選択」に参加しました。 テキスト本は、 「いきづく町をつくる 美の条例 真鶴町・一万人 …
美しい国へ
2006年10月23日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
その年の象徴的な出来事を漢字一文字で表す清水寺恒例の書き納めの文字、今年は恐らく「美」ではないだろうか。 「美」という字は、「羊」と「大」の二文字の組み合わせである。草原に羊がたくさん集まっている様子を表していて、その羊 …
美しい国へⅡ
2006年10月6日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
ロイズ・オブ・ロンドン ( リチャード・ロジャース設計 ) プリンス・オブ・ウェールズ、イギリスのチャールズ皇太子は、伝統的なイギリスの建物や風景が次々と壊されていくのを見て、これではイギリスが滅びてしまうと感じ、次のよ …