年別アーカイブ: 2006年
14ひきのおつきみ
2006年10月3日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
<いわむら かずお 著 『14ひきのおつきみ』 童心社 1,260円より> あさって10月6日は中秋の名月だ。 人間以外の動物もお月見をするのかどうか、私には分からないが、いわむらかずおさんの絵本『14ひきのおつきみ』で …
写真家とふんころがし
2006年9月16日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
<今森光彦 『世界昆虫記』 福音館書店 5,000円より> 写真集 『里山物語』 などで知られる写真家、今森光彦さんの講演とスライドの会に参加することができた。熱帯雨林から砂漠まで世界中を飛び回り、さまざまな昆虫を撮影し …
30年後の吉野川~河川整備計画にむけた意見書
吉野川の河川整備計画の素案が国土交通省より出されています。20~30年後の吉野川をどうするのか、を決めるとても大切な計画です。その内容と計画づくりにおける住民の参加の仕方について、里山の風景をつくる会の意見を反映してもら …
となり町戦争
2006年9月1日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
それは9月1日に始まった。学校の新学期ではない。となり町との戦争が始まったのだ。 開戦の知らせは、月に2回配られる町の広報紙に載っただけであった。それも町民税の納期や下水道フェアのお知らせに挟まれるように小さく < …
幻の浄土
2006年8月18日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
紀州、那智山から見渡す熊野灘は、押し寄せる波の白さが際立つ。夏の空はあくまで青く、ここに立つと、私たちの住む地球は森と海からできているのだ、と実感することができる。 那智の滝から青岸渡寺、熊野那智大社へと続く奥行きのある …
里山の風景をつくる会の理事会
こんばんは fumicaです。 自家菜園で摘み取ったブルーベリー、ホームメイドのあんずジャム。イタリアのお土産のチョコレートにドライイチゴ、小麦粉に?を混ぜて焼いたナン風パン。理事会前のテーブルにずらりと並びました。
しあわせ通りのカナリヤ
2006年8月2日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
東京では空前のマンションブームだという。それもトーキョータワーズ(地上58階、2799戸)に代表される巨大超高層マンションが中心だそうだ。 負けじと大阪、神奈川でも日本最高層を競うマンションが建設されている。それらの中の …
みんなの顔輝きました!
絵本の中に遊ぼう、住みたい家、すみたいまち見つけよう!はじめての人もいつもの人も童心にかえって楽しい第5回里山セミナ-「こんな家に住みたいナ」でしたよ。 作者の延藤安弘さんの建築における専攻は、生活空間計画学だそうですが …
建築家
2006年7月18日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
”この世の生きものでいちばん危険なのは、建築家だよ。やつらは戦争以上に荒廃に手をかすぜ” ルノワールに会った日のブレヒトの日記には、ルノワールがこう言ったと記されている。 日本では建築家という概念は必ずしも確立されていな …
嶺北の竹のリサイクル
こんばんは fumicaです。6月24日、土佐の住まいと文化を訪ねる家族ふれあいツアーでの昼食。 挨拶されているのが、木と人出会い館の塩田館長。早浦ダムが見える湖畔で。 竹の器のおべんとう。ごちそうをたいらげたあとは、器 …