里山エッセイ
美しい国へⅢ
2007年9月25日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
『週刊朝日』 9月28日号より 安倍晋三首相が辞任を表明した。 あまりに唐突なその行動を、新聞、テレビなど いろいろなメディアが大きく取り上げている。 ほとんどが否定的で、無責任な辞任劇と厳しく批判している。 少し違った …
善き人のためのソナタ
2007年9月6日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
ジョージ・オーウェルの『1984年』は、オルダス・ハクスリーの 『すばらしき新世界』と並んで、逆ユートピア小説の代表作だ。 『1984年』の中で、オーウェルは全体主義国家による 市民生活の統制・管理の恐怖を近未来小説とし …
大山崎山荘美術館
2007年8月22日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
大山崎山荘美術館 パンフレットより なんという素晴らしい眺めだろう。山と川の奥行き感のある風景が目の前に広がる。 谷崎潤一郎が「蘆刈」の中で、大きな川の中州で月を見ていて 謎の男に出会ったのはあのあたりだろうか。 京都の …
建築家の幸せ
2007年8月7日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
「日本のデュドックになりたい」。 倉敷の大原美術館やアイビースクエア(旧倉敷紡績工場の再生)を設計した 建築家・浦辺鎮太郎の口ぐせであった。 倉敷の町を代表する建築を造り上げ、 古い伝統的な町並みの魅力を現代によみがえら …
地球家族の家
2007年7月24日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
地球家族の家 今日は素敵な建主のことを話そう。 今月十四日に、シンポジウム『まちに森をつくるイン徳島大学―森・里・まちを結ぶ』を開いた。 このシンポジウムは、学生たち若者に森の大切さ、木の家の魅力を知ってもらい、 どうす …
源流杉のプランター(大・中)
・ 吉野川源流域の森の保全と、木材の有効利用を目的に、20~40年生の間伐材を使用しています。 ・ 組み立て式 [ 7 ピース+ビス ] ● 源流杉のプランター・大 ¥1,300(税抜) 【サイズ】 L 540 × D …
じむしょの しょいんだより はじめます
なんか楽しいことないかしら? なんてお思いの方に、 ちょっとたのしい ひとときを さしあげます 某ジムショの所員がやることですので 肩のちからのはいっていない、ゆるーいものに なりそうですが、あしからず・・・ じむしょの …
新しい人へⅡ ― 長屋が生んだ建築家
2007年7月6日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
住吉の長屋 『GA ARCHITECT8 TADAO ANDO』より 社会に出たばかりのあなたに、ひとりの建築家の話をしよう。 おそらく、その人は、この世に生きる全ての人に勇気を与えてくれるのではないだろうか。 大阪の下 …