里山エッセイ
おいしかった! 6月住まいかたセミナー「私の好きな ハーブの料理」
ハーブをふんだんにつかったお料理、 そしてミドリーヌ先生の愉快なお話。 とても楽しく和やかなランチタイムでした。 イタリアンっていうとこってり、と思いきや、 ハーブの香りがとても爽やかで、 ハーブってすごい! すてきに飾 …
拝啓 原秀樹徳島市長 様
2008年6月10日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
梅雨入りしたとはいえ、雨あがりに浮かびあがる眉山の姿は 緑の濃淡がじつに美しく、さわやかに輝いています。 小さなころより眉山を見て育った私は、 どんなに遠くまで遊びに行っても、 眉山の姿さえ見られれば帰る方向が分かったも …
カラマーゾフの兄弟
2008年5月26日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
これまで読んだ本でいちばん面白かったのは、と問われたら、 迷わずドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」を挙げる。 学生時代に、三日三晩、食べることも寝ることもほとんど忘れて 「カラマーゾフの兄弟」を読みふけったことがあ …
田んぼ探検隊ー干潟・湿地を守る日2008 in とくしま
田んぼはたくさんの生き物のゆりかご。 いとみみず、ゆすりか、げんごろう、かいえび・・・ お百姓さんが農薬や科学肥料を使わない米づくりをしているから 土はとろとろ、1本づつ植えられた稲はぴんぴん。 今週日曜日、生き物と出会 …
卯の花とスジグロシロチョウ
お友達の鳥のソラさんが、春の便りをくれました すじぐろしろちょう ですって。 白いチョウに黒い筋があるのね・・・と思えば きっと明日も口ずさめるはず。 あなたのお庭にも 来てますか? こんぺいとう
北斎の風景
2008年5月10日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
『富嶽三十六景』 絵師、葛飾北斎は立ち止まらぬ人であった。 生涯に三万点とも十万点ともいわれる作品を発表しつづけた。 また、作風を変えるにあたって名前を改号すること30回、 家の引越しは何と93回に及び、一日に3回引っ越 …
回帰草庵
2008年4月22日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
年に一度訪ねることにしている場所がある。 六甲山の東すそ野の丘陵地に、目神山と呼ばれる所がある。 そこには建築家・石井修氏の自邸である『回帰草庵』が建っている。 そして向こう三軒両隣りという風に、 石井さんの設計した住宅 …
美しい町Ⅱ
2008年4月7日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
佐藤春夫 『蝗の大旅行』 熊野三山の一つ、新宮の熊野速玉大社の一画に、ハイカラな住宅が建っている。 これは新宮出身の作家、佐藤春夫の東京の旧宅を移築したもので、 現在は佐藤春夫記念館になっている。 春夫の建築好きは、八角 …