里山エッセイ
国際森林年記念シンポジウム「森との共生―ゆすはらの実践」を終えて
11月13日、無事シンポジウムを終えました。 年初めから企画を始めたものの、 震災で「国際森林年」は頭から吹っ飛んでしまい、 東北支援活動と原発問題に集中、 7月にかけがえのない仲間を失なったことが重なり このテーマに真 …
「雲の上の町」に
2011年11月10日 ぞめき（徳島新聞 夕刊 コラム）里山エッセイ
晩秋の雨が落ちていた。 薄い霧のべ-ルが紅葉し始めた森を包んでいた。 新荘川を上流へ上流へとたどり、 峠を越え津野山神楽の里を過ぎ、 四万十川源流域の梼原町に着いた。 町の91%を森林が占め、 森林組合が元気で林業が盛ん …
かぼちゃの雌花の不思議
料理クズを埋めた畑から、なんと1本に28個の雌花をつけたかぼちゃが成長中です。雄花は根付近に集中しています。 農業試験場に不思議な現象のわけを聞くと、水や栄養の異常な過不足、 短日などのために植物は子孫を残さなければと必 …
語り部のような柿の木
2011年10月23日 ぞめき（徳島新聞 夕刊 コラム）里山エッセイ
朽葉色の秋が足早に忍び寄る10月、 キンモクセイが香り ピラカンサスの実が薄紅に色づく。 この半年の間、NHKの連続テレビ小説「おひさま」を見ながら、 懐かしい故郷を楽しんだ。 定年で長野に帰る約束もいつしかほごとなり、 …
故郷の言葉に
2011年10月6日 ぞめき（徳島新聞 夕刊 コラム）里山エッセイ
朽葉色の秋が足早に忍び寄る10月、 キンモクセイが香り ピラカンサスの実が薄紅に色づく。 この半年の間、NHKの連続テレビ小説「おひさま」を見ながら、 懐かしい故郷を楽しんだ。 定年で長野に帰る約束もいつしかほごとなり、 …
街路樹
2011年9月22日 ぞめき（徳島新聞 夕刊 コラム）里山エッセイ
彼岸花があぜ道を赤く彩り始めている。 今年は落葉の季節が早い。 先の台風12号で葉っぱが痛んでいる。 文化の森の入り口、橋と続く欅の並木も、 校庭の桜並木もすでに枯れ葉を見せている。 わが家の近くの雑木林も庭の木々も。 …
剣山・三嶺の自然と恵み 生物多様性とくしま戦略タウンミーティング
三嶺 剣山見ノ越付近から つるぎから一宇村、見ノ越を走り抜け、東祖谷に辿り着いた。 すすきの穂が風に揺れ、奥山はもう秋。 ９月１０日、東祖谷で開かれた生物多様性とくしまタウンミーティング。 東祖谷周辺の住民の皆さん、山の …
【まち・里】生物多様性とくしま戦略タウンミーティング
http://www.aicon-tokushima.co.jp/tm02 ９月4日徳島市のマリンホールにて 【まち・里】生物多様性とくしま戦略タウンミーティングが開かれました。 参加者は57名。会場が狭いと感じられるほ …
知らない間に
2011年9月4日 ぞめき（徳島新聞 夕刊 コラム）里山エッセイ
最近姿を見せなくなったコオロギにスズムシ。 それでも秋近く、夜はにぎやかに虫の声。 秋の終わりには、ちちよちちよとはかなげになく虫たちも 今はわが世を謳歌する。 夏の終わりに毎年開いている大学の県人同窓会。 卒業者は、最 …
