田んぼの収穫祭、午後からはカエル探検に出かけました。
稲刈りのすんだ田んぼに入ってみると
春はオタマジャクシだったカエルが草やワラの中をぴょんぴょん。
気持ち悪いのをぐっとこらえて、やっと捕まえた女の子。
「おかあさ~ん、ツチガエルつかまえたよ!」「どれどれ」


ツチガエル                       トノサマガエル
7月の田んぼ探検隊は「魚をつかまえよう」でした。
でも、いなかったのです、なまずもふなも。
今日こそ、捕まえたい!
水路の下流から流れに逆らって魚を追いかけたり、
ため池から流れてくる深みをじっと覗き込んだり、
とにかく、みんな真剣です。

いました、いました。25cm以上はあるナマズ。
すごい力持ち。容器からふたを抜けて飛び上がり1mも跳んだのです。

「ナマズは5月の連休のころ、大きな川から田んぼまで登ってきて卵を産みます。
大きな魚が入って来れないので、ナマズの稚魚にとっては安全な場所です。
生まれたてのナマズは体長はわずか1㎝。それでもちゃんとヒゲがあります。」
と中村自然観察指導員。
わずか半年で、この貫録です。

田んぼや水路はいつの季節に訪れても新しい発見があります。
これから冬へ、そして春へ。
生きものたちはどのように寒い季節を越して
新しい命を育んでいくのでしょう。
冬の田んぼにも目が離せません。