5月から毎月楽しんだ田んぼ探検隊もいよいよ大詰め。
田植えをして稲刈りをして、さあ、お楽しみの収穫祭!

武蔵さんの田んぼからお米が一袋届きました。
4台の炊飯器がおいしい湯気をたてて、
ふっくらつやつや、新米が炊き上がったよ。

小さな手には小さなおにぎり。
おかあさんのようにはきれいに握れない。
でも、みんな、一生懸命。

今日のおかずは、ゆるベジ(ゆるいベジタリアン)料理。
片寄靖子マイスターが料理したおかずが並びます。

なすにいんげん、さつまいも、れんこん、にんじん・・・・
お野菜のうまみを上手に生かした味付けに舌鼓。
おにぎりも、いくらでもおなかに入ります。

中村自然観察指導員が田んぼの1年をプロジェクターで紹介しました。
1枚の写真がとても印象的です。
灰色のいかにも寒そうな空の下に水をはった田んぼ。
「これはおいしいお米を作るためではなく、
生きものが棲みやすい環境をつくるためにします。
人間が田んぼから引き揚げた途端、空から無数の鳥が舞い降りるんです。
冬水田んぼに生きものがたくさんいることがよくわかります」
そして、「農業は環境を整える仕事です」と締めくくりました。
田んぼ探検隊、寒くなったら冬水田んぼに行きましょうね。

収穫祭の午後はカエル探検隊に変身して、
大人もこどもも走り回ります。

つづく