里山エッセイ
文学の中のすまい 草庵の自由―『方丈記』 2
『方丈の庵』 今年の初詣では、京都の下鴨神社を訪れた。 京都らしく着物を着た参拝者が多い。 着飾ったというより、粋に着こなした若者のカップルが目を引く。 下鴨神社のある糺(ただす)の森の一隅に 河合の社がひっそりと木に埋 …
文学の中のすまい 草庵の自由―『方丈記』 1
『方丈記』の書かれた時代 「ゆく河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず。・・・・」 『方丈記』の冒頭である。 方丈の記とは、分解して移動のできる一丈(約3m)四方の 組立て式住居で記述した文章というわけである。 …
先日、小松島にヒレンジャクが来ていました
(↑クリックすると写真が大きくなります) photo by SORA HIROMU 鳥追い曽良さんから鳥のお便りです。
アトリ アトリ アトリ ・・・・
小松島にアトリがたくさんきています (↑クリックすると写真が大きくなります) photo by SORA HIROMU
富士山写真大賞
里山の風景をつくる会のホームページに写真を寄稿してくださる和田さんが この度、第14回富士山写真大賞にて入選されました。 来年2013年1月1日より、河口湖美術館にて公開されます。 http://kgmuse.com/s …
いつまでも
2012年5月24日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
ジャスミンのつるがどこまでも伸び、 高い木のてっぺんからも 淡いピンクの花がこぼれています。 その可憐さは、 数ある5月の麗しい花々に 引けを取りません。 黄金色に光るカナブンがやってきて 花から花へと飛び廻り、 密を吸 …
原発事故と母子疎開
2012年5月10日 ぞめき(徳島新聞 夕刊 コラム)里山エッセイ
大空襲の頃、東京のおばたちが子どもを連れて、 私たちが住む長野の田舎に疎開してきた。 狭い借家住まいで、家中に人がひしめいていた。 当時どこの家でも庭先にニワトリを飼っていた。 ココ ココ コケッ、餌やりは子どもの仕事、 …