絵本の中に遊ぼう、住みたい家、すみたいまち見つけよう!はじめての人もいつもの人も童心にかえって楽しい第5回里山セミナ-「こんな家に住みたいナ」でしたよ。
作者の延藤安弘さんの建築における専攻は、生活空間計画学だそうですが、要するにそれって、今問題になっているものとこころの分裂をのりこえて「人工と自然、環境と人間が絶妙に溶け合う」空間、すなわち人と人とをむすび合わせるコミュニティ-をつくっていこうということだと思います。
「家族を容れるハコ(上野千鶴子)をどのようにして家族を超えるハコにしていくか?」という意味にも当てはめて考え、生活空間を計画することの大切さを思いました。

ドイツ・フランス・アメリカ・イタリア・スイス・イギリスと次々に紹介されていく絵本、私たちの想像力はどんどんふくらんでいったのですが、ごくごく小さい時から、豊かな空間への夢を育む絵本を子供たちに紹介したいものですね。

「ちいさいおうち」「おふろばをそらいろにぬりたいな」「バ-バパパのいえさがし」「変わりゆく風景」「あおくんときいろちゃん」「おやすみなさい」「ちょうちょが迎えられるおうち」「しあわせ通りのカナリヤ」・・・・
いっぱいの絵本に出会えて、ほんとに幸せでした。