四季折々
『里山』の発見ー里山の風景について考える
言葉が与えられることによって、それまで気に留めなかったものがキラキラと輝き始めます。 『里山』という言葉に、私はそんな不思議な力を感じるのです。 子供のころから当たり前のように接し、生活してきた風景が、『里山』という言葉 …
森の不思議と吉野川
私たちの会にとって「森」という言葉は、大きな意味をもっています。 森に育った木は、折々に手入れをされ、建築材として利用され、さらに再び植林され成長し続けます。 森が長い時間の中で循環する「生きた森」、働く人たちが生活でき …
リスクにどう備えるか
2016年9月15日 四季折々
私たちの生活の中では様々なリスクが潜んでいます。 私は学生時代に硬式野球部でしたので、野球を例に話を進めてみましょう。 先日、18歳以下の野球のアジア大会が開かれました。 今夏の甲子園大会で活躍した選手を中心に編成された …
熊本地震の被災地を歩いて
2016年8月31日 四季折々
4月14日~16日に発生した熊本地震では、観測史上初めてとなる 震度 7の揺れが2回起こりました。 それにより木造、鉄骨造、鉄筋コンクリー ト造の構造に区別なく、 多くの建物が被災し倒壊しました。 5月に被災地の熊本県を …
地震に強く 原発に頼らない家をつくろう第3回 原子力発電所事故の恐ろしさ
「汚染水の影響は原発港湾内の0.3 平方キロメートルの範囲内で 完全にブロックされています」 「健康問題は今までも、現在も、将来も まったく問題ないと約束致します」 ブエノスアイレスでのIOC総会で、 2020 年夏季五 …
「森の叫び」を読みませんか
2013年9月14日 四季折々
「せいたちいかん・・・」 森と共に生きてきた土佐の杣人の言葉です。 「せいてはいかん。森の時間に合わせていかんと」 という意味でしょう。 しかし、100m競走のような猛スピードで 人生のマラソンコースを走り抜けていった人 …
地震に強く原発に頼らない家をつくろう 第二回 自然の恵み・エネルギーを生かそう
南海地震が近いと想定されています。 家を建てる時の重要ポイントを数回に分けて考えます。 前回は地震に耐えられる地盤補強と家の構造計画についてでした。 今回は自然の恵み・エネルギーを最大限生かした家づくりについて 考えます …
コウノトリの里を旅して
Photo:Takeshi.Miyake コウノトリは里の自然生態系の頂点に立つ 肉食の鳥です。 野生で生息するためには、 里山や川や田んぼ、水路に 膨大で多様な生きものがいる環境が必要です。 かつて日本で暮らしていたコ …